FM-Hi アトピー性皮膚炎② 熊猫堂薬局 シノアバランスを考える

◆FM-Hi アトピー性皮膚炎②◆2014年9月3日分

前回の放送ではアトピーのいろいろな原因や対処法等をお話させて頂きました。今回の放送では改善例を挙げてみます。
元々原因が良く分からないアトピー性皮膚炎ですが、慢性的な疾患であり、症状の良し悪しはその患者の生活習慣と大きく関わり、治ったなと思ったけど一年後にまた再発といったケースも多い。完璧に完治できるものばかりではありません。しかし、症状を自分でコントロール出来るようになれば、「100%の改善」にならずとも、生活してい上で問題ない「満足レベル」になれればOKです。草木を使って、症状を少しでも楽にして、楽しい生活を送れるようにという意味が薬という字に隠されています。「苦しみから逃れ、楽になれる」これが第一の目標です。

では紹介します。二人共受験生です。ストレス緊張は当然原因の一つとなるでしょう。そして受験が終わればある程度症状が楽になる事も予想されます。
◆改善例①15歳女子中学生◆
受験を控えて勉強が忙しくなっているが、アトピー性皮膚炎のため痒くてなかなか勉強に集中できない。痒みを止める飲み薬を服用しているが、その薬を飲むと一応は落ち着くが、薬のせいで眠けを強く催し、受験勉強にならない。何をやっても八方塞がりで酷い痒みが続く。
お母さんも色々考えて、食べ物の事を勉強したりして食事内容の改善をさせ、何とか対策を講じているが全く変化しない。そんな状態での相談でした。
ストレスで緊張をして睡眠時間を削っているので、荒れた皮膚が回復傾向になるキッカケがなかなか掴めません。春になり合格したら幾分皮膚の症状も好転するかもしれませんが、これから半年がより緊張が続くのは明らかです。
食事内容をお聞きすると、皮膚の状態を落ち着かせる内容とはずれています。どちらかというと痒みを悪化させる食物を多く含む内容になっています。
皮膚の熱感を抑える漢方薬、皮膚の隆起を落ち着かせる漢方薬、ばい菌感染防止の為の漢方薬を症状毎に飲み分けて頂く。
皮膚は刺激しないように、入浴剤と塗薬を使って患部のガードを保つように保護します。
皮膚が再生する為にはしっとりした状態が必要です。完全に乾いてしまっていては難しい。けどジュクジュクしている状態では引っ掻いて傷がまたついてしまう。
外からの治療はそこが重要です。
食事内容に関しての注意点を理解して頂き、真面目に漢方薬を服用して下さった結果、酷い痒みから解放されていくのがわかるとの事。
口に入れたモノは自分自身のカラダに変化します。皮膚炎の人はいい意味で食べ物の選り好みしないといけません。
この方は半年ほどして食事に気を配ればコントロールできる状態になっていました。


◆改善例② 17才男子高校生◆
 皮膚に大きな特徴はない。赤くなっているといえば赤いし、傷があるといえばあるという程目立たない。乾燥しているが、隆起はみられない。きれいな肌です。しかし痒みが辛く、勉強に差支えている。食生活をお聞きしても大きな問題点は見つかりません。原因は何でしょう?

 受験を控えたストレスが大きなウェイトを占めているようです。身体の火照りを鎮め、イライラを起こし難くする漢方薬と、感染防止の漢方薬を服用しました。ストレスがあるといっても高校生に安定剤など安易に与えるわけにはいきません。しかし漢方薬では気持ちを落ち着かせる薬が体質別に存在します。緊張の度合いにより、飲む頻度が異なるが、定期的に服用していれば、痒みもコントロールでき、睡眠状態も良くなっていきました。(眠りは重要です。傷の修復をするのは寝ている間ですから、しっかり深い眠りが得られると治るのも速いのです。けどこれが一筋縄ではいかないのです。寝ていれば何でも良いというものではありません。)
 その後この生徒は無事有名大学に合格し、現在は運動をやって学生生活を満喫しています。感染防止の薬を使う頻度も徐々に減り、今はカラダの火照りを落ち着かせる漢方薬のみで痒みのコントロールが出来ており、時々傷つけてしまった患部には塗り薬で保護をして、炎症が広がらないように処置しています。

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