FM-Hi 2016年02月 鼻水や痰 熊猫堂薬局 シノアバランスを考える

◆FM-Hi:鼻水や痰など◆2016年02月03日放送分

◆うっすい鼻水もあれば、粘っこい鼻汁もあります。乾いて硬くなって鼻から出て来ない鼻汁もあります。排泄物を見ると体の状態が推測できます。240033u.jpg

例えばサラサラの水のような鼻水。これを見ると「体は冷えてるな~」と考えます。冬の寒い日に、ラーメン屋でアツアツのラーメンを食べる。体は温かくなったハズなのに、つるつると薄い鼻水が垂れてくる。これは体がまだ冷えているサインです。温かいものを食べ、血流がよくなった為、溜まってた余分な水分が溢れ出てきたものでしょう。この時の体質は”冷え”です。
 風邪をひき、ウィルスと闘い、すったもんだで治りかけてきた時、鼻は乾いて黄色っぽいく詰まり気味。これは体の状態が”熱”というサイン。
 つまり透明で薄い排泄物を見れば”冷え。粘ったり・色が濃く、臭いが強い排泄物を見れば火照りというか”熱”と捉える

 これは大きな括りですが、治療をする上で欠かせない情報です。漢方での治療は、体が冷えていれば「温める」。逆に、体が火照り、熱くなれば「冷やす」。「当たり前や!!」って声が聞こえてきそうですが、案外これが皆さん理解出来てない。しかしこれが治療の大原則です。
 ちなみに、ここでいう”熱”とは体温計の体温の熱ではありません。体温なんて~のは横に置いといての話です。大体2,000年前から受け継がれてきた医学ですから、昔は体温計など作れません。だから「今、体温は何℃?」なんて会話はなかった時代の概念です。何℃?よりも自覚症状での「熱い」「寒い」、そして分泌物や排泄物の状態の方が重要視されました。現代でも中医学・漢方の世界ではそれは同じ。体温計で測った体温は参考資料でしかない。
 冷えていれば動きが鈍く生理活動も低下傾向。逆に、熱いなら運動変化が激しく、炎症も起こり易くなる傾向となります。冷えなのか熱なのかを判断する事は、体の変化を知る上でとても参考になる材料です。
 この概念は、あらゆる病気の治療を考えていく上で重要です。ちなみに現代医学で「冷え」だ「熱」だなんて概念は登場しません。あくまでも、中医学・漢方の診断基準のひとつです。
 トイレで自分の排泄物の色は見てますか?臭い嗅いでますか?消化器のお医者さんが日曜朝の健康番組で訴えてましたよ。「便器は白色じゃないと駄目!」と。これ、とても大切なんですよね。


⇒■FMHi「くまねこどう?」の音声

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