FM-Hi 2016年08月 汗かく時はご用心 熊猫堂薬局 シノアバランスを考える

◆FM-Hi:8月 汗かく時はご用心!
2016年08月03日放送分

◆夏は汗をかく
 夏は暑いので多くの汗を掻きますが、汗が止まらなくなる程かいてしまったら、ちょっとヤバイ状態です。
 中医学では、「汗の流出と共に、気が漏れ出てしまうので、汗のかき過ぎは体のパワーが一気に低下するので注意しないとイカン」という考えを養生法として示してくれています。汗のかくのもほどほどにという事です。
 自然発汗程度なら問題ないが、暑さで疲れが溜まると、ある瞬間から汗が止めどなく流れる状態になります。それに合わせて、一気に身体の怠さが高まり、脱力状態になります。
 力が入らないレベルでも問題ですが、度を越すと心臓ドキドキ状態にまで至ってしまう事もあります。いわゆる熱中症なども、こんな経緯で発症するケースも多いのではないでしょうか?
 夏は暑いから心臓に負担がかかります。体をクールダウンする作業はどれほど大変かという事です。体が怠さを憶えたら、いや、出来れば怠くなる前に飲むべき漢方薬が麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)です。
 この漢方薬は麦門冬(ばくもんどう)、五味子(ごみし)、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)の三種の生薬で構成された処方です。
 心臓のパワーアップで体力を上げ、汗の出過ぎを抑制し、体を潤してくれる働きにより、疲労回復に効きます。

◆夏の養生に使う「味」

苦味は清熱の働きをします。苦いものを食べると体がクールダウンします。ピーマン、ゴーヤ、セロリ、苦いお茶等の食材が、火照る体を楽にしてくれます。

酸味は汗の出過ぎを抑制してくれます。収斂効果というものです。梅ぼし、レモン、お酢など、教えて貰わなくても夏にはなんとなく好んで口にしている食剤ですよね。

甘味は体力回復です。疲れた体の回復には甘味を摂ります。けど現代の食生活では、甘味の摂り過ぎが問題になる程ですから、この味は意識して摂らなくても良いのかもしれません。

 よくスポーツされる方がレモンの輪切りをシロップ漬けにしたものを、スタミナ維持に摂ったりしますが、酸味と甘み、それにレモンの皮までいれたら苦味まで一気に摂取できる、とても優れた薬膳レシピですね。

⇒■FMHi「くまねこどう?」の音声

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