FM-Hi 2017年04月 春の健康 熊猫堂薬局 シノアバランスを考える

◆FM-Hi: 春の健康
2017年4月05日放送分

【上熱下寒】
 部屋で静かにじっとしていると分かります。部屋の下方は寒いが、上方は暖い事に。気候の変化は、体内に影響し、足腰の冷えの割に、上半身は割と温い事に。冬を引きずり、床からの寒さはまだあるのですが、胸の辺りから上は服を着こまなくても済んでしまいます。まあ、夜の寒い時間は着こみますけど。

 ですから、胸から上にはちょとした熱証が見られます。口臭や歯茎の腫れ、口内炎、口が渇き始める、のぼせ、目が赤くなる、イライラする、食欲過多、胸焼けなどがそれら熱証です。

 一方、体の下方のお腹は動きが止まり易く、ガスが溜まり易かったり、下痢や便秘を起こしたりしがちです。冷えてお腹が痛い等の症状も、冬場に続いて見られがちです。

 イライラしがちなこの時期に、漢方薬の加味逍遥散(かみしょうようさん)などが良く使われます。のぼせ感とはいかないけど、気が張っている感じを緩め、肩の力を楽にしてくれます。メンタル不安定で、イライラだけでなく落ち込んだりする時にも用います。のぼせにくくする為に杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)という漢方薬なども良いのではないでしょうか。スタミナが備わり、不快な熱っぽい症状を出にくくしてくれます。薄荷や菊花(杭菊花)などをハーブティーとして飲むのもお勧めです。上下の分離.gifこんなファッションもアリか??

 また、春は陽気が上に昇り易く、ちょっとした高揚感、やる気というか、自信みたいなものも湧いて来易いものです。「さあ、頑張っちゃうぞ!ー!」って感じです。

 けど、これがちょっと曲者でして、高揚感に包まれているので、冷静な判断ができなくなってたりする時期なんです。一気に頑張り過ぎてしまい、体がついていけず疲労感に苛まれたり、イケイケモードが災いして、出来もしない約束をしちゃたり・・。自分を冷静に捉えて、「春の季節が終ってもこのまま継続して頑張れるかな~~」と判断してみて下さい。無理し過ぎちゃうと後からジワジワ身体に圧し掛かります。
春に誘われて起きた、過ぎたキモチのオーバーヒートに注意。

 春の季節は早目に床に就き、早目に朝起きる。そして朝は散歩して風に髪をなびかせてみる。櫛で髪を梳くと良い。なんてー養生方法が、大昔の健康法をしるした古典に既に記されてます。冬の早目に寝て、出来るだけゆっくり起きるのとは対照的ですね。


⇒■FMHi「くまねこどう?」の音声

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◆2014年08月 アトピー性皮膚炎①
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◆2015年08月 湿気と胃腸と夏バテと
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◆2015年11月 風邪ひき易い
◆2015年11月 風邪ひき易い
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◆2016年10月 10月:食事と睡眠 [ch0]
◆2016年11月 11月:秋の疲れ [ch0]
◆2017年01月 1月:正月は胃袋もゼロから [ch0]
◆2017年02月 寒いとお腹もおかしくなる
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